シンボルツリーにおすすめの常緑樹6種類

2019/04/30

シンボルツリー

庭先の目印などとして、シンボルツリーを植えることが日本でも増えてきました。

選ばれる木としては、年中いきいきとした緑を保てる常緑樹が人気が高いですが、その中でもどんな木を選べば良いか迷ってしまいますよね。

今回は、シンボルツリーについて、選ぶ時の基本的なポイントと、おすすめのおすすめの6種類の常緑樹を紹介します。

シンボルツリーを選ぶ時に押さえておきたい3つのポイント

ポイント

まずは、シンボルツリーを選ぶ時に押さえておきたい2つのポイントを紹介します。

  1. 維持すべきサイズ
  2. お庭・住宅のテイスト
  3. 手入れや掃除は無理なくできるか

【1】維持すべきサイズ

よほど広大なお庭でない限り、シンボルツリーを植えるスペースは限られているのではないでしょうか。

植栽スペースの面積だけでなく、そこから伸びた木がスペースを超えて広がる可能性や、縦に高さが出た時に屋根に当たらないかなども考慮する必要が有ります。

その範囲内で、どの程度の大きさの木を植えるか考えましょう。

そして、木は生長するので、大きさの維持についても考えておく必要があります。

枯れにくい丈夫な木の多くは、生長スピードが速いので、いつの間にか屋根や壁に当たったり、道にはみ出たりしてしまいます。

そういった点も踏まえ、シンボルツリーとして使う木を選びましょう。

【2】お庭・住宅のテイスト

シンボルツリーとして選ぶ木は家やお庭のテイストと合ったものがおすすめです。

どんな木を植えるか迷っている場合は、選択肢が絞られて選びやすくなりますし、実際に植えた後もお庭に溶け込みやすく、全体のイメージがまとまり、おしゃれに仕上がるからです。

【3】手入れや掃除は無理なくできるか

シンボルツリーは庭の中でも目立つ木ですので、いつも綺麗にしておきたいですよね。

木の形を整えるための剪定や、落ちた葉っぱの掃除を、無理なく行えるかどうか考えて木を選ぶことも大切です。

特に常緑樹を選ばれる方に注意していただきたいのは、「常緑樹も落葉する」ということです。

もちろん、落葉樹のように枝だけの状態にはなりませんが、年中少しずつ葉が落ちる品種や、特定の時期に葉が入れ替わってどっさり落ち葉が落ちる品種があります。

一年中葉っぱがあるのは、葉が一枚も落ちないからではなく、古い葉が落ちる前に新しい葉が増えているからです。

ある程度の掃除は必要になることは念頭に置いておきましょう。

シンボルツリーにおすすめの6種類の常緑樹

洋風と和風のそれぞれ3種類、合計6種類紹介します。

洋風・モダンな住宅に合うシンボルツリー

モダンな新興住宅や、洋風のお家のシンボルツリーに合う木を3つ選びました。

  1. シマトネリコ
  2. オリーブ
  3. ミモザ

【1】シマトネリコ

シマトネリコ

シマトネリコは最近人気の植木で、明るい緑の細かい葉が爽やかな印象でシンボルツリーにもよく選ばれます。

株立ちと呼ばれる根元から数本の枝が伸びた樹形に仕立てられることが多く、あらゆる場所をスタイリッシュに演出してくれます。

その分、植えている家や施設が増えてきているので、「いろんなところで使われている木は嫌だな」という個性派の家主さんにはあまりおすすめではありません。

また、よく伸びるので、家とのバランスを見ながら大きくなりすぎないように管理する必要があります。

【2】オリーブ

オリーブ

オリーブオイルの原料になる実をつけるオリーブは、近年日本でも庭木として人気が高まっているようです。

白い幹と小さな楕円の葉が、漆喰風の壁やレンガの壁にマッチし、ヨーロッパのオシャレな街並のような雰囲気を出してくれます。

丈夫で育てやすいですが、細い枝が、元気良く茂るので、放っておくと大きくなりすぎて、管理が難しくなることがあります。

また、切れば着るほど脇芽が出て枝が増えるので、定期的に植木屋さんにメンテナンスを依頼することがおすすめです。

【3】ミモザ

ミモザアカシア

春先に黄色い花をつけるミモザも、近年人気の高まっている庭木です。

こちらも丈夫で育てやすいですが、伸びた枝は風に弱く折れやすいので、危険のないように、伸びすぎた部分は早めに剪定しておくとよいでしょう。

和のテイストに合うシンボルツリー

注文住宅などで和のテイストを取り入れた建築に合うシンボルツリーや、昔ながらの日本家屋に新たに何か記念となる木を植えたいという場合におすすめの木を3つ紹介します。

  1. マツ
  2. マキ
  3. ソテツ

【1】マツ

松

和風の定番の樹木と言えばマツですね。

昔から、門の横に植えて横に枝を伸ばす「門被り」のほか、植栽スペースに小さな日本庭園を作るのもよいでしょう。

少々管理の難しい木ではありますが、育てる喜びもひとしおかと思います。

【2】マキ

マキ

生垣などによく使われる木ですが、管理がしやすく虫もつきにくいのでシンボルツリーとしてもおすすめです。

生垣のような厚みのある樹形にするのではなく、マツのようにところどころに枝を茂らせる「玉作り」という樹形にすると、雰囲気が出ます。

【3】ソテツ

ソテツ

大きい木を植えるのはちょっと難しい…という控えめな植え込みのシンボルツリーに、ソテツはいかがでしょうか?

太古からある、生きた化石とも言えるソテツは、原始的な雰囲気があるものの、和のテイストにもよく合います。

1mほどの高さでも十分な存在感があり、急に大きくなる心配もないので、大きい木は避けたいという場所でもおすすめです。

家のスペースとテイストに合ったシンボルツリーを選ぼう

今回はシンボルツリーを選ぶポイントとおすすめの常緑樹を紹介しましたがいかがでしたか?

木の種類が決まるだけでも、漠然としたイメージが徐々に固まってくるのではないでしょうか。

選んだ木は、ご自身でホームセンターなどで購入して植えることも可能ですが、ちゃんと植えられるか不安に感じられる場合は、植木屋にご相談されることがおすすめです。

環境に合ったシンボルツリーを提案してもらうこともできますよ。

 

大阪・京都でどんなシンボルツリーを植えるか迷った時は植木屋松正まで

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