庭の木の手入れができていないので見にきて欲しい
枚方市のT様からTELで庭木剪定のご依頼をいただきました。
まず、木の状態を見て見積もりをして欲しいと希望されましたので、お伺いしました。
T様邸は家屋も庭も広く、庭には10種類以上の木が植えられていました。
中でも実のなるレモンやミカンは、収穫を楽しみにされており、ご自身でも少し手入れをされていましたが、ほかの木はあまり気にせず放置してしまっていたとの事です。
全体的に小さくしてほしいというほか、下記のご要望がありましたので、その前提でお見積もりをさせていただきました。
- レモンとミカンは実をを落とさないようにして欲しい
- レモンとミカンは今後実を取りやすいようにできるだけ低くして欲しい
- オリーブが枯れているか確認して、復活を試みて欲しい
- ハナミズキはいらないので切って欲しい
レモン・ミカンなど10種類の木の剪定
レモンとミカンのはトゲに注意してご要望どおりに剪定
T様のご要望どおり、実のある枝を残し、それ以外の部分はできるだけ低くなるように剪定しました。
レモンやミカンなど柑橘系の木は棘があるので、注意して作業を行い、ゴミも残さないようにしました。
オリーブは切り株の状態にして復活できるか試す
オリーブは枝がほとんど枯れていて、幹がどういう状態か切ってみないとわかりませんでした。
このような状態のオリーブを復活させる方法として、まずは切り株にして、生えてきたわき芽を育てるという方法があります。
どれくらい弱っているか分からない状態で、枯れていたら伐採も視野に入れていらっしゃったので、まずは切り株にして様子を見ていただくことになりました。
枝をある程度落としてから、根元をチェーンソーで切ります。
ダイスギはスタンダードな樹形に戻す
ダイスギは、まっすぐな細い枝の先に葉が茂る樹形が一般的ですが、T様邸の代スギは長期間お手入れされておらず、スギみたいに全体的に葉が生い茂っている状態でした。
元の樹形に戻すために、サイドの枝を落として形を整えました。
シダレモミジは密集した枝葉を減量
繊細な葉が美しいシダレモミジは、葉が密集しすぎている部分の枝を減らして形を整えました。
お見積もりから作業日までの間に美しく紅葉していました。
玄関前のモチノキは樹形を戻すため強剪定
玄関前のモチノキは、全体的に中途半端な樹形なので強剪定して、今後徐々に樹形を整えて行くことをご提案しました。
余計な枝をかなり減らしています。
ウメは隣の敷地に伸びないように強剪定
ダイスギの後ろに植えられたウメは隣との境界付近で枝が広がりつつあったので、横に伸びないようにきつめに剪定しました。
大きい枝もしっかり切っています。
建物の壁に這わせたつるバラの形を整える
建物のアールがかった部分に這わせるように植えられた、つるバラの徒長した部分を剪定しました。
ボックスウッドはもとの形になるよう刈り込み
もともとは四角い樹形だったところ、伸びて形が崩れていたので、四角くなるよう面を意識して刈り込みました。
月桂樹は半分ほどの大きさに剪定
庭の奥の方、隣との境界に植えられた月桂樹について、隣の敷地のほうに伸びる上、かなり鬱蒼と茂るので、苦情を言われる前になんとかしたいとお考えでした。
3mほどあったものを1.5mほどまで剪定しました。
ハナミズキの伐採
お客様がなくすことを希望されたハナミズキは、周囲の木に注意しながら枝を切り、根元から伐採しました。
レモンなど様々な庭木を1日で効率よく剪定
広いお庭のたくさんの木を1日で剪定しました。作業中の注意点として、弱っている木はあまり切らないようにしています。
剪定の終わったお庭を見て、Tさまは「ありがとうございます。やっぱり植木屋さんに頼まないといけないですね」とおっしゃっていました。
記事内でも触れましたが、レモンやミカン、ユズ・キンカンなどの柑橘系の植物は非常に硬いトゲがあるのでご自身で剪定されるときは注意が必要です。
不安がある方や、難しいと感じた場合は植木屋に相談されることがお勧めです。
大阪府枚方市でレモンの剪定を依頼するなら植木屋松正まで