
「庭木の伐採に見積もりを出したら100万円と言われた…」
「これってぼったくり?それとも妥当な金額?」
初めて伐採を依頼する方にとって、100万円という数字は衝撃的かもしれません。しかし、条件によっては決して珍しい金額ではないのです。
この記事では、伐採費用が100万円に達するケースの内訳から、悪徳業者を見抜く見積書の比較術、費用を抑えるコツまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
1. なぜ「100万円」もかかるの?高額になる4つのケース
一般的な庭木の伐採は数万円〜十数万円が相場ですが、以下の条件が重なると「特殊作業」となり、費用は跳ね上がります。
- 20m超えの巨木が複数ある:マンション5階分に相当する大木は、1本の伐採・処分だけで数十万円かかることがあり、数本あれば100万円を超えます。
- 「特殊伐採」が必要な立地:隣家に枝が張り出している、電線が近い、重機が入れない狭小地など、職人がロープで登り、少しずつ切り落とす高度な技術が必要です。
- 大型重機の使用と交通整理:クレーン車の手配に加え、道路を塞ぐ場合は「道路使用許可」の申請や「警備員」の配置コストが加算されます。
- 「抜根」と「整地」までセットで行う:木を切るだけでなく、根を掘り起こし(抜根)、土を埋め戻して平らにする(整地)作業は、伐採そのものより高額になるケースが多いです。

2. 伐採費用の「100万円」内訳イメージ
100万円の見積書には、主に以下の項目が含まれています。
| 項目 | 内容 | 費用の目安 |
| 伐採工賃 | 木を切り倒す技術料 | 20〜40万円 |
| 重機使用料 | クレーン車・高所作業車 | 10〜20万円 |
| 処分費 | 枝や幹の産業廃棄物処理 | 10〜30万円 |
| 抜根・整地 | 根の掘り起こし、埋め戻し | 10〜30万円 |
| 諸経費 | 警備員人件費、運搬費など | 5〜10万円 |
3. 失敗しない!伐採見積書の「比較」チェックリスト
3社から見積もりを取った際、単に「合計金額」だけを見るのは危険です。以下の項目をチェックして、信頼できる業者を絞り込みましょう。
見積もり比較表
| チェック項目 | A社 | B社 | C社 |
|---|---|---|---|
| 現地調査に来たか(写真のみはNG) | □ | □ | □ |
| 内訳が細分化されているか | □ | □ | □ |
| 「処分費」の根拠が明確か | □ | □ | □ |
| 損害賠償保険に加入しているか | □ | □ | □ |
| 近隣挨拶を代行してくれるか | □ | □ | □ |
注目すべきポイント
・「処分費」の算出方法: 「一式 30万円」よりも「4tトラック〇台分 15万円」と記載がある方が、後から追加料金が発生しにくく誠実です。
・損害賠償保険: 100万円規模の工事では事故のリスクも伴います。万が一、隣家を傷つけた際に保険でカバーできるかは必須の確認事項です。
4. 後悔しない「おすすめ業者」の探し方
100万円クラスの案件は、普通の造園家ではなく「特殊伐採」の専門家を探すのが近道です。
1. 「特殊伐採」の専門業者を探す
「(地域名) 特殊伐採」「(地域名) 危険木」で検索しましょう。高度な技術を持つ業者は、重機を最小限に抑え、結果として費用を安くできる場合があります。
2. 実体のある業者か確認する
Googleマップで業者の所在地を検索してください。トラックや重機を停める「土場(どば)」を持っている業者は、自社施工のためマージンが発生せず、信頼度も高いです。
3. マッチングサイトの口コミ活用
「くらしのマーケット」などで、自分と同じような「巨木」や「難所」の作業実績を写真付きで載せている業者を探しましょう。
5. 費用を少しでも安く抑える3つのコツ
- 「抜根」をあきらめる:根を残して「切り株」にするだけで、費用は大幅に下がります。除草剤で枯らせば、数年で自然に朽ちさせることも可能です。
- 処分を自分で行う:細い枝だけでも自分でゴミに出せば、業者の処分費を数万円カットできる場合があります。
- 予算を先に伝える:「予算100万円以内で、安全を優先しつつどこまで可能か?」と相談することで、プロが最適なプランを提案してくれます。
- 伐採時期を「冬」にする:葉が落ちる冬場はゴミの量が減るため、処分費が安くなる可能性があります。

まとめ:100万円は「安全と技術」への投資
伐採に100万円かかるケースは、放っておくと倒壊して大きな被害を及ぼすリスクがある場合がほとんどです。「高いから」と放置せず、まずは内訳をしっかり確認し、納得のいくプロに依頼しましょう。
「少しでも安く抑えたい」とお考えの方へ 「切り株プラン(抜根なし)」や「冬の予約」など、予算に合わせた柔軟な提案が可能な業者をご紹介しています。高額だからと諦める前に、まずはコストダウンの相談から始めてみてください。


